文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)」の中間評価結果について
本学が進めておりますダイバーシティ事業に対し、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による中間評価が令和4年11月15日にオンラインで行われました。その結果、本学の事業に対して、最高評価のS評価をいただきました。
以下に総評と今後の進め方へのご助言を頂戴しました。
学長のリーダーシップの下、研究環境に係る事前調査を実施し、その分析結果を基にワークライフバランス実現に向けた女性のみならず男性にとっても働きやすい環境の整備を進めた。また、女性研究者の積極的な採用や上位職への登用に取り組み、医系の教授、准教授、講師の女性割合を、目標を大幅に上回り上昇させたことは高く評価できる。また、医系教員自己評価シートとその運用方法の見直しをはじめ、仕事の生産性を客観的に評価する新たな人事評価システムの構築を意欲的に進めていることは高く評価できる。現状、医系部局を中心に取組を展開しており、文系部局での取組が十分とは言えない。今後は、ダイバーシティ推進の学内認知度を全学で高めるとともに、文系部局を含めた医系部局に留まらない全学的な取組の展開を期待する。
久留米大学学長 内村直尚のコメント
「この度は本学のダイバーシティ事業に対し、JSTの中間評価で最高評価のS評価を頂戴しましたことを、大変嬉しく思っております。
JSTからの指摘にもありましたように、今後は本事業を文系部局にも広げ、全学的に浸透させていくよう努めて参ります。今後ともご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます」
・科学技術人材育成費補助事業HP
https://www.jst.go.jp/shincho/hyouka/josei_shien.html
・ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブHP
https://www.jst.go.jp/shincho/josei_shien/kikan/r2.html