その他のサポートプログラム
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DI推進室主催の“「若手研究」採択のための科研費書き方セミナー”を、去る8月3日に開 催しました。
DI推進室副室長の酒井さやか先生(小児科学講座)の開会の挨拶のあと、田平陽子先生(解剖学講座講師)が司会進行を務めました。
第一部・第二部ともに、講師は、米国NIHグラントの審査員経験をもつ溝口恵美子先生(免疫学講座准教授)でした。テーマは、第一部が「科研費採択のための書き方講座」で、第二部が「実践編:実際の書類を見てみよう」でした。第二部に移る前に、河原幸江先生(薬理学講座准教授)による科研費獲得体験談も披露されました。
参加者の多くは、令和4年度の文部科学省科研費に申請予定で、熱心にメモを取る姿が印象的でした。また参加者とのコミュニケーション手段として、comment screenを利用し、質問を参加者全員と共有しました。
溝口恵美子先生からの科研費申請書作成のTipsは、以下の通りです。
1、3原則は、“アイディア” “業績” “見栄え”
2、80%以上のエネルギーを、タイトルと概要欄に注いで!
3、適切な図(白黒が原則)を入れ込む。図の中に年次計画をあるとなお良いです
4、図のタイトルにはメッセージを盛り込んで
5、分野や細目の選択は慎重に!
6、若手研究に応募する場合、ライバルとなる研究者の平均的な業績は、学会発表と原著が1篇と想定し、自分がそのレベルになっているかどうかを考えましょう
7、自分がなぜ研究をするのか、とことん、追求していますか?
8、失敗を恐れないで!
9、でも途中で研究を辞める人には、申請はおススメしません