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ダイバーシティ・インクルージョン概要

運営委員からのメッセージ

Management committee message

運営委員からのメッセージ

お互いを想像することからダイバーシティは生まれる

DI推進室副室長, 医学部小児科学講座 助教 酒井さやか 委員

 ダイバーシティ・インクルージョン推進室の副室長を拝任しました酒井です。女性研究者の研究力向上のための「内村助成金」制度と女性研究者の研究発表・交流の場である「ダイバーシティ・インクルージョンDay」の開催を担当しております。「内村助成金」に関しては今年度より公募を行い、計19名の方に応募頂く盛況な結果となりました。来年度も引き続き公募を行う予定としております。
 ダイバーシティとの関わりは、私自身が研究者として旧姓使用の問題に直面し、守屋先生に相談させて頂いたことがはじまりでした。委員の先生方のご助力により、私が旧姓で学位記を取得できたように、見えない壁やガラスの天井に悩む方々のサポートができるよう活動していきたいと思います。持っている人も持たない人もお互いを想像することからダイバーシティは生まれるのではと思います。今後も様々な活動に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

DIは広くて長いビジョンをもつことが必要

人間健康学部学部長教授 濵﨑裕子 委員

 久留米大学は、特性対応型で選定されたため医学部に焦点を当てたものですが、文系学部とも連携・協力することを踏まえてダイバーシティに関する考えを述べます。
 DIは、現代社会の格差や分断のなかで多様性を認め合い、お互いを高め合うことだと考えます。そして女性の研究環境の改善というプログラムの先は、その成果が社会に貢献するものであるべきでしょう。研究力の向上や地位獲得だけではなく、もっと広くて長いビジョンをもつことが必要だと思います。
 建築・都市の分野を専攻してきた個人的経験で言えば、以前の男性業界で、女性の研究者・実務家が女性感覚の住み心地や生活者の視点を活かした研究/実践をし、暮らしやすい社会づくりに貢献してきたことにより、近年は女性の能力が認知されています。
どの分野の研究者も、それぞれの強みを活かした個別の姿勢で実力を発揮できる環境をつくり、その実績を世に示していくことが求められていると思います。

本学におけるダイバーシティインクルージョンの最適化を

医学科教務委員長 放射線医学講座 安陪等思 委員

 出産後の女性医師が復帰するための方策を考える「元気プロジェクト」にはスタートから係わってきました.教室では病院からの支援が始まる前から色々と試みてきました.でも,実はダイバーシティインクルージョンとはなんぞやと学び始めたのは,今回のメンバーに追加されてからのことで,ほんの数ヶ月です.男女共同参画社会推進が進み,法令遵守の次のステージに進むことが求められていると思います.組織の中で個々の力量が正当に評価されること,少数意見を取り入れることが組織の発展につながることが本学の中で実現されると素晴らしいと思います.そのための検討,議論,評価の経過には透明性が高い事が求められるでしょう.思いは見えないと伝わらないのです.情報を発信するだけでなく共感者を増やすことが大切です。
 当たり障りのないことだけでなく,少し的外れであったり,突拍子のない発言であったりも期待されてのことと自認しています.本筋を押さえたうえで斬新なアイディアを出せればと思っています.今回のプロジェクトは女性研究者にターゲットが絞られています.しかし,互いに違いを認め合って価値を見いだすことが本質です.いわゆる弱者(病院の中では独身男性医師らしいです),マイノリティー,発信力の弱い人の声を反映させて次につなげることが大切だと思っていますので,耳をかたむける努力をします.いつでも声をかけてください。

性差、年齢、人種、考え方の異なった方々が補い合うことが重要

医学部免疫学講座 教授 溝口充志 委員

 私は22年の長きにわたり米国で研究を行っており、ダイバーシティの重要性は身をもって実感しております。多様な考えを取り入れ、臨機応変に対応する事は、医学研究ひいては臨床医学の進歩には必須不可欠であり、地域の住民の皆様、そして国民、ひいては世界の人々の健康を守れることは世界の事例をみても明らかです。一方、ダイバーシティは「女性を守るため」のものではなく、「女性の発言の場を増やし議論を活発にし、これにより透明性も担保し、ひいては多くの女性リーダーの輩出につなげる」ことが目的と信じております。性差、年齢、人種、考え方の異なった方々が活発に議論しあい、各々の長所を活用すると共に短所を補い合ってこそ、久留米大学の更なる発展があると強く信じています。このゴールのためには、女性のための環境整備が第一課題であり、全力で取り組ませて頂きます。風変わりな意見を多々述べると思いますが、これが「ダイバーシティの始まり」とご理解頂ければ幸いです。

本学研究者のウェル・ビーイング向上に貢献したい

文学部心理学科 准教授 浅野良輔 委員

 ダイバーシティ・インクルージョン推進室運営委員として、女性研究者や若手研究者の現状を心理学、特に社会心理学の観点から考えていきます。私はこれまで、性別や年齢を問わずさまざまなメンバーと共同研究を行ってきました。社会心理学では、偏見・差別に関する研究が伝統的に多く、ダイバーシティの重要性をたびたび実感してきたためかもしれません。性別や年齢(そして、学歴、職階、人種など)に関係なく、あらゆる研究者は論文や書籍の出版を通じて研究力・教育力を磨き続ける必要があります。研究機関には、研究者が研究しやすい設備、時間、システムの提供とともに、業務遂行を円滑にするスタッフの雇用・育成が求められるでしょう。ダイバーシティを実現するためには、組織全体の包括的な取り組みが不可欠といえます。ダイバーシティを促進ないしは阻害する要因の解明に向けた計画立案も視野に入れつつ、本学研究者のウェル・ビーイング向上に貢献したいです。

多様な人材が正当に評価されることの一助を担えるように

内科学講座心臓・血管内科 講師 深水亜子 委員

 私は、医師として未熟な時期に出産を理由に離職し、育児期に復職した経験があります。復職の動機は、純粋に「医師であり続けたい」という思いと「医学への未練」でした。様々な葛藤と闘いながら、育児と仕事の両立の鍵のひとつといえる、自らのモチベーションを支えたものは、研究との出会いでした。研究を通じて、限られた時間の中で、目標を設定し取り組むことを学び、医師として組織や社会に貢献できることを実感することができました。さらに得られた研究成果は、学会や論文を通して正当に評価されるため、その評価が次のモチベーションを生みます。
 これまで、自らの経験を基に、女性医師の入局・ライフイベント・キャリアプランの相談に関わるとともに、医局長在任期間中には、多様性を尊重しそれぞれの特性が生かされる組織づくりに取り組んで参りました。久留米大学のダイバーシテイ推進とともに、多様な人材が正当に評価されることにより更なる発展へと導かれることの一助を担える様に努めて参りたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

私ができることから取り組んでいきたい

内科学講座 心臓・血管内科部門/高度救命救急センター CCU 講師 大塚 麻樹

 この度DI推進室運営委員を拝命いたしました大塚です。ダイバーシティインクルージョンと言う言葉を初めて聞いたのはもう10年以上前になるでしょうか。お恥ずかしながらどこのシティ(市)かしらと思ったほどに無知でした。私が医師になった頃は、男女平等という考え方が主流でしたがよく考えてみたらそもそも異なる性が同一であるはずもなく、ダイバーシティという言葉の方がしっくりくると感じています。年齢・性別・人種と人にはたくさんの属性がありますが、その属性の違いを互いに認めあい高め合うことができなければ成熟した社会とは言えないでしょう。これから久留米大学が発展するために運営委員の一員として私ができることから取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

ダイバーシティは女性の数を増やすこと?

DI推進室 講師 守屋普久子 委員

 「ダイバーシティは、女性の数を増やすのが目的ではありません。視点の多様化を目指すことが目的です」この言葉は、KG-PROJECTのキックオフ講演会で講師を勤めた、株式会社イー・ウーマンの佐々木かをりさんの言葉です。視点の多様化を図るために、物事を諮る場へ多様な人の意見を取り入れること、その結果が上位職への女性の登用につながるという内容で、とても腑に落ちました。
 私は4年制大学を卒業し、社会で10年ほど働いた後、33歳で医学部に入学しました。医学部では、一回り以上歳の離れた同級生たちと、肩を並べて勉強したことになります。また医学部3年生の時に第1子を出産しましたので、医学部の卒業式では、娘と一緒に卒業証書を受け取りました。
 私の人と違う経歴は、当時は単に珍しいとされたかもしれませんが、今は視点の多様性、つまりダイバーシティにつながると自負しています。私の経験を、ダイバーシティ事業の促進につなげたいと思います。

未来の医療はどうなっているかを想像しながら常に新しい視点で動くこと

医学部内分泌代謝内科 助教 永山綾子 委員

 私の所属する内分泌代謝内科は、ダイバーシティへの取り組みを進め、多様性を取り入れた医局になることを心がけています。医局員全員が性別、年齢、出身大学、国籍などに関係なく、楽しくやりがいを持ち働けるように配慮されています。今までの医師としての働き方にとらわれず、未来の医療はどうなっているかを想像しながら常に新しい視点で動くことにつながっていると思います。
 私がDI委員会で携わるクラウドシステムは、当科で円滑に業務を進めるためのツールの1つです。論文や学会発表の最新資料を共有し、お互いの隙間時間も効率的に使い進めることが可能です。また、オンラインシステムを併用することで、カンファレンスの参加に場所や時間の制約を少なくすることが出来ます。我々の医局の取り組みが、少しでもお役に立てられれば幸いです。

体験者としての意見を持ち事業の一員として尽力したい

医学部小児科学講座 助教授 満尾美穂 委員

 2016年、第1子を出産し、復帰した直後に元気プロジェクト委員会から声をかけていただきました。医師になって十数年、仕事中心で生活をしていた自分にとって、結婚・出産が一つの大きな転機となり、プライベートと仕事の両立の大切さ、そして難しさを実感していた日々。産後・育児休暇を経、初めての仕事のブランク後の復帰で、不安とやる気が絡み合ったなんとも複雑な気持ちの時期に声をかけていただき、現在に至ります。自分自身育児奮闘中であり、経験者、というよりまさに今、体験者。体験者としての意見を持って、微力ではありますがダイバーシティ事業の一員として尽力したいと思います。育児中の女性医師のため、はもちろん、すべての医療者のワークライフバランスを大切に、その環境を整えるために何ができるか。今後も考えてまいります。

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