令和5年度科研費クラブ交流会「ミニレクチャー&情報交換会」を開催しました
科研費クラブは、11月29日(水)に交流会「ミニレクチャー&情報交換会」を、久留米大学旭町キャンパスで開催しました。定員30名のところ、34名が参加しました。
会では、医系副学長でDI推進室の矢野博久室長が開会の挨拶を行い、令和5年度の久留米大学の文部科研費採択状況では、医系・御井学舎ともに若手研究での採択率が高かったと報告しました。
次に、臨床研究センターの金子富美副部長補佐が「臨床研究を始める際に必要な申請手順」について小講義を行いました。研究計画書の作成は研究を始める際の一丁目一番地であり、ここを通過して初めて研究をスタートできます。小講義では臨床医・医療従事者として患者さんを診療・診察・治療する立場と、研究者(研究責任者)として研究対象者への説明・介入する立場は異なるという観点から、観察研究と介入研究の違い、新規医療や研究を始める前に必要な倫理審査の流れ、個人情報保護法のこと、多機関共同研究での留意点、研究申請の手続きなどについて説明されました。会場では真剣にメモを取る姿が多く見られました。
金子 富美 臨床研究センター副部長補佐
小講義のあとは、お互いに「初めまして」の参加者が多いことから、楽しみながら交流を深めようと、久留米版「格付け」ゲームを行いました。
格付けする食べ物は、ワイン、梅干し、乳酸菌飲料、プリッツ、和菓子、の5種類でした。
食べ慣れていても目隠しで当てるのは意外と難しかったようです。迷った挙げ句の答えが「正解」しても「間違って」も、参加者からはたくさんの笑顔がこぼれていました。
最後に科研費クラブ代表世話人の解剖学講座田平陽子講師が、科研費クラブの今年度の活動を振り返りました。
田平 陽子 解剖学講座講師