good practice第11回 久留米大学病院事務部管理課 久村 諒さん
男性職員の育児休業取得者を紹介します
所属 久留米大学病院事務部管理課
氏名 久村 諒(ひさむら まこと)さん
Q育休取得期間と取得に至るきっかけ
取得期間:2022年2月7日~4月30日(2月7日~2月28日は年休処理)
取得のきっかけ:妻が急に体調不良となり、長期間入院することになったことがきっかけです。当時長女が5歳、次女が0歳6か月で、次女が保育園入園前だったため、約3か月間の休業が必要となりました。
Q育休取得をされた時のご家族の反応は?
妻からは感謝してもらえました。長女も一緒に過ごせる時間が少し増えたため、寂しがる様子も見せず、楽しく過ごしていたようです。
Q育休取得に際しての同僚の反応
急な長期休業だったため、同僚の方々には大変迷惑をかけてしまったと思いますが、私の担当業務を引き受けてくださったり、心配のお声をかけていただいたりしました。
育休取得前の仕事の調整方法
急な長期休業だったため、事前の調整はできませんでした。電話やメールで引継ぎをしたり、どうしても引き継ぐことが難しい業務は育児の合間に処理したりしました。
Q休業中の家庭での役割分担
Q育休を取得したプラス面とマイナス面
プラス面:
・長女や次女と一緒に過ごせる時間が増えることが一番のプラスでした。長女とはこの半年間近くをともに戦った戦友のような関係を築けましたし、次女とは言葉が伝わらなくても通じ合えるような関係を築けたと思います。特に次女は長女よりも懐いてくれています。
・将来、部下や後輩に自分の育休取得経験を話せる経験ができたこともプラスだと思います。
マイナス面:
・収入が減ることです。育児休業給付金による収入保障はありますが、全額保障ではありませんでしたし、非課税扱いになる点も私の場合はあまりメリットではありませんでした。夫婦ともに育休を取得する場合は生活費を少し節約しなければならないと思います。また、育休取得期間に応じて賞与は減額されますし、定期昇給も遅れるため、育休取得後も本来得られるはずだった収入が減ることになります。
Q今後の仕事や生活に活かされること
・家事スキルが上がったと思うので、妻と一緒に家事ができるようになりました。冷凍庫のありがたさを痛感しました。
・育休制度を勉強できたため、将来の部下や後輩にアドバイスできるのではないかと思います。
↑今のご家族のお写真、下の娘さんももう2歳です